12月14日(土曜日)
こんにちは!
気づけばもう年末が近づいてきましたね。
この時期になると、何かやり残したことがないか振り返る時間が増える気がします。
私は来年に向けて、新しい目標を立て始めました。皆さんは何か今年中にやりたいこと、来年に向けて考えていることはありますか?
この時期だからこそ考えることができることだと思います。
この時期を最大限に活用して人生について深く考えてみましょう!
それでは本編へGO!
なぜこのテーマを考えるようになったのか
私がこの「ブランド力」を意識するようになったきっかけは、営業活動中のある体験からです。
お客様のところを訪問した際、商品を「売ろう売ろう」とするのではなく、あえて一歩引いて「時間があるときにこのチラシを見てください」と提案しました。
すると、なぜかお客様の方からお電話をいただくことが増えたのです。
この経験から、意図的に一歩引くアプローチが相手の興味や行動を引き出す可能性について考えるようになりました。
高級ブランドに拒絶されると、なぜかそのブランドがより魅力的に感じられ、商品を購入したくなる。
そんな現象があります。
この心理は、特定の条件下で顕著に現れることが研究で明らかになっています。
欲求が高まる条件
- 拒絶するのが高級ブランドである場合 無名ブランドではなく、高級ブランドに拒絶されることで、欲求が高まります。
- 店員がブランドを体現している場合 ブランドの価値観や特質を象徴する店員による拒絶が効果的です。
- 例:プラダの店員が洗練された服装をしている場合、商品への魅力が増す。
- 逆に、カジュアルすぎる服装の店員では効果が薄れます。
高級ブランドと「見栄」の心理
高級ブランドの店員から横柄な態度を取られると、顧客は「庶民扱い」されたと感じ、「見栄」を張りたくなる心理が働きます。
この結果、次のような行動を取る傾向があります。
- 見栄を張る行動 自分が高級品を買える存在であることを証明したくなる。
- ブランドを象徴する店員の重要性 店員の洗練された振る舞いや服装が、この心理をより強化します。
営業での応用例
この心理は、高級ブランドだけでなく、営業活動にも活用可能です。
- ブランドの信頼感を体現 ブランドを背負い、きちんとした服装と振る舞いで顧客に接することで、信頼感と興味を引き出します。
- 適切なアプローチの選択 高級ブランドのように横柄な態度で興味を引く手法も、一部の場面では有効。ただし、対象や状況を慎重に見極める必要があります。
社会的拒絶とブランド欲求の関係
この現象は、学校で「クールなグループ」に入れなかった時、そのグループに憧れる心理と似ています。
店員の冷たい態度が人間の本能的な「承認欲求」を刺激し、ブランドへの魅力を高めるのです。
ブランド戦略におけるポイント
高級ブランドの場合
- 「排他的な態度」をブランドの特徴として活用する。
- 拒絶を行うスタッフは、ブランドの価値を的確に体現できる人物であることが重要。
手頃なブランドの場合
- 「親しみやすさ」と「思いやり」を重視した接客が基本。
- 顧客満足を高めるため、笑顔や丁寧な接客を心がける。
- 一部の場面では、興味を引き出す態度も選択肢に。
戦略的に活用するためのポイント
このアプローチを効果的に活用するためには、状況や相手を見極めることが非常に重要です。
特に、相手の性格や人間性をしっかり理解した上で、この方法が適しているかどうかを判断する必要があります。
例えば、相手との関係がまだ浅い段階でこの戦略を使ってしまうと、相手に誤解を与えたり、逆効果になってしまう可能性があります。
そのため、まずは相手との距離を縮め、信頼関係を築くことが先決です。
信頼関係を築く方法については、別の記事で紹介していますので、ぜひそちらも読んでみてください!
そして、相手の反応や状況を冷静に観察しながら、適切なタイミングでこの戦略を取り入れることで、より良い結果が得られるでしょう。
このように、順序を意識し、戦略的に実践することが成功への鍵です。
まとめ
ブランドの特性や目指す方向性に応じた接客態度が顧客の行動に大きな影響を与えます。
高級ブランドには「排他的な態度」、手頃なブランドには「親しみやすい接客」が適しており、それぞれの戦略を適切に活用することが成功の鍵です。
営業活動でも、ブランドイメージを意識した振る舞いが重要であり、状況に応じて「興味を引き出す態度」を活用することで顧客への訴求力を高められるでしょう。
以上です!
体調に十分気を付けて過ごしましょう!
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