3月16日(日曜日)
昨日の大谷翔平選手かっこよすぎましたね(笑)
今日も楽しみです!
はじめに
「目標を高く持て!」「常に上を目指せ!」――そんな言葉をよく耳にしますが、それに縛られて自己嫌悪に陥った経験、ありませんか?
私自身、現在、営業のお仕事をしていますが、この言葉がよく頭に浮かびます。
「必ず契約を取る!」という過剰な目標設定で、何度も心が折れそうになったことがあります。
この記事では、「目標を意図的に下げる戦略」が、なぜ成功体験と自信を生むのかを、私の実体験を交えて解説していきます。
【1】成功体験は「砂時計」のように積む
脳科学によると、「小さな成功でもドーパミンが分泌され、モチベーションが持続する」ということがわかっています。
大切なのは、「成功を感じる頻度」です。
例えば私が営業で実践したのは、次のような目標設定でした。
- 旧目標:1日1契約
- 目標達成率:30% → 自己否定のループに陥る
- 新目標:1日3人と雑談
- 目標達成率:90% → 「今日もできた!」の積み重ね
数字のハードルを下げることで、むしろ顧客との信頼関係が深まり、最終的に契約率も向上しました。
小さな成功を積み重ねることで、「自信の砂時計」が少しずつ満たされていったのです。
【2】「逆算思考」が大きな目標を殺す
「5年後に年収1,000万円!」といった大きな目標、実はこれが逆にストレスを生む原因になることがあります。
ハーバード大学の研究によれば、「現在の自分」と「理想の自分」の差を意識しすぎると、ストレスホルモンが34%も増加するというデータがあります。
私の場合、「契約=成功」という固定観念が、営業の本質である「関係づくり」を見失わせていました。
目標の本質をしっかり見極め、理想に焦らず、日々の進歩を大切にすることが重要だと気付かされました。
【3】ハイブリッド目標設定の具体例
目標設定には、「長期目標」と「短期目標」を組み合わせることが効果的だと実感しています。
それは以下の通りです。
- 🔵 長期目標(羅針盤):
- 例:「3年後に独立する」など、大きなビジョン
- 定期的に見直し、柔軟に変更できるようにする
- 🔴 短期目標(階段):
- 例:「今週は新規アポイント3件」など、達成しやすく具体的な目標
- 数値化できるので、達成感を得やすい
この2つをうまく組み合わせると、モチベーションが高まります。
私の場合、長期目標は「顧客のリピート率を上げたい」、短期目標は「名刺交換時に趣味を1つ聞く」といった内容でした。
このような小さな目標を設定することで、自然と深い信頼関係が生まれました。
やはり、「物を売ること」が営業であることには、間違いないのですが、基盤が作られていないと、お客様も自分に対してお話をしてくれないと感じました。
これは、様々な人間関係でも同じで、やはり、自分という人間が危険ではないということを知ってもらうことで、初めて、深いお話ができると思います
【4】「目標破棄」のすすめ
目標を達成できないと、つい「ダメだ」と感じがちですが、時には目標そのものを捨てる勇気も必要です。
私の経験でも、あるクライアントと1か月間ずっと、「雑談だけ」を続けた結果、ある日突然電話が来て、「いつも来てくれるから力になりたい」と言われ、大口契約につながりました。
心理学でいう「自己効力感」というのは、小さな達成を積み重ねることで「自分ならできる!」という自信が自然に湧いてくるものです。
時には無理に目標を追い求めるのではなく、状況に合わせた柔軟な対応も大切だと思います。
おわりに|「未達成」を祝える人になる
目標を下げることは決して「諦め」ではなく、「現実と対話する技術」です。
今日からできる具体的な一歩を提案します:
- 現在の目標を紙に書き出してみる
- その50%の難易度に目標を下げる
- 達成したら自分にご褒美を
私が営業現場で学んだ最も大切なことは、「数字よりも人間関係が結果を生む」というシンプルな真理でした。
最初は「コーヒー1杯おごってもらう」くらいの小さな目標から始めてみましょう。
それが自信の螺旋階段となり、きっと大きな成功を手に入れることができるはずです。
長期的な目標を持つことが悪いと言っているのではなく、小さな成功体験を積み重ねることの重要性を強調したいのです!
ぜひ、今日から、小さな成功をどんどん積み重ねていきましょう!

本日は以上です。