こんにちは!ぱんだです。
今日は、「人に与えるとはどういうこと?」というテーマについて考えていこうと思います。
与えるという言葉を聞いて、皆さんは何を想像するでしょうか?
私は、与えると聞いて、プレゼントをあげたり、親切なことをしてあげることを思い浮かべました。
本日は著者アダム・グランドさんの「GIVE&TAKE与える人こそ成功する時代」という本をもとにお話ししていこうと思います。こちらです。
この世には3種類の人間がいる
本書では、この世には3種類の人間が存在すると述べられています。
①ギバー
与える人、利他的な人
②テイカー
奪う人、利己的な人
③マッチャー
バランスを取る人
皆さんは、どれに当てはまるでしょうか。
この中で、最も割合が多いのは、マッチャーなのです。誰かに、物をもらったら、何かお返ししないといけない。逆に、何かしてあげたら、何かしてほしいな。と考える。これは割と普通の考えですよね。
私自身は、以前までは、マッチャーだったと思いますが、本書を読むことで、少しずつギバーに近づいてきたように感じています。
では、この3種類の人でどれが最も成功しやすいのでしょうか?また、どれが最も失敗しやすいのでしょうか?
成功するギバーと失敗するギバー
ここがとても興味深いのです。
1位:成功するギバー
2位:マッチャー
3位:テイカー
4位:失敗するギバー
このように本書ではランキング付けされていました。
このように、最も成功するのもギバーで、最も失敗するのもギバーだったのです。面白いですよね。
失敗するギバーとは何なのか。
これは、いい人がゆえにどんな頼み事に対しても引き受けてしまい、そのため、時間を奪われてしまうのです。
私も、学生の時よく目にしました。
とてもいい人なのは分かるんだけど、どんな頼み事もすぐに引き受けていて、すごく忙しそうに活動していました。
これでは、自分の本当にやりたいことができず、他人に人生を奪われてしまう可能性まで出てきます。
では、成功するギバーとは何なのでしょうか?
成功するギバーとはいったい何だ?!
成功するギバーとは、次の3つの要素を含んでいるそうなんです。
①達成型
②計画型
③自主的
1つ目の要素は達成型です。
これはつまり、相手を助ける上で自分にもメリットがあるという場合に相手を助けるのです。
この達成感がないと、相手に自分の時間を奪われてしまうだけになってしまい、体力も減っていきますし、なんのために、親切にしているのかが分からなくなってくると思います。
私もこのような経験は何度もありました。
私たちがいくら相手のために何かを与えたとしても、その相手が変わろうとしない限り、その与えたものはあまり意味をなしていないのです。
つまり、相手に与えることで自分にメリットがないと、達成感も得られませんし、自分がつらいだけになってしまうのです。
2つ目の要素は、計画型です。
これは、毎日少しずつ相手を助けるのではなく、助けたいことをリストアップしてそれを同じ日にまとめて行うことが大切というわけなんです。
私自身も相手を助ける時、「これは、本当に私がやらないといけないことなのかな」と思うことは結構あります。
しかし、助けたいことをリストアップすることで、自信をもって相手を助けることができると思います。
3つ目は、自主的です。
これもかなり大事な要素だと思います。
私も経験がありますが、誰かに言われてからする行動は、なぜか気分が乗らなかったりするんですよ。
自主的に行うから、気分もいいし、エネルギーもわいてくるのです。
まとめ
「人に与える」ということについて考えてみましたが、何でもかんでも与えれば良いというものでもない気がしてきました。
上司からメールがきて「○○やっておいて」など言われて毎回毎回やっていると自分自身の時間が奪われていくだけなのです。
ぜひ、自分が本気で「この人に与えたい、この人を助けたい」と思えることをやった方が良いのではないでしょうか。
そうすることで、自分自身にも、ものすごいエネルギーがわいてくると思います。
そんな感じで今日は終わりますね。
「自分の人生は自分で決める!」
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