2月1日(土曜日)
今日は雨が降っているので「おうち時間」を過ごしています。
皆さんは雨の日はどんなことをして過ごしますか?
こんにちは!
今日は少し個人的な話から始めさせていただきます。
私は営業の仕事をしているのですが、最近、ある気づきがありました。
日々成果を追い求めて活動する中で、ふと立ち止まって考えてみたんです。
「もしかして、すぐに成果を出そうとするから、かえって結果が出ないのではないか」と。
実は、無意識のうちに「とにかく買わせよう」という姿勢が前面に出てしまい、それがお客様にも伝わってしまっていたかもしれません。
そうなると、「この営業は本当に自分たちのためを思って提案しているのだろうか」と疑問を持たれても不思議ではありません。
しかし、真の営業とは違うのではないでしょうか。
まず、お客様の仕事内容を深く理解し、その上で業務効率の向上やコスト削減につながるような提案をすることが大切なのだと気づきました。
このように考えると、「とにかく売る」という姿勢から、「お客様の業務を把握し、最適な商品を提案する」という姿勢に変わります。
そうすることで、本当の信頼関係が生まれるのではないでしょうか。
この経験から、「結果を待つ」ことの重要性を強く感じました。
即効性のある成果を追い求めるのではなく、長期的な視点で顧客との関係を築くことが、結果的には大きな成功につながるのだと思います。
そこで今回は、「結果を待てる力」について深く掘り下げてみたいと思います。
この力は、ビジネスだけでなく、人生のあらゆる場面で役立つものです。
それでは、本題に入りましょう。

短期的効率と長期的効果のバランス
短期的な成果を追求する効率性は即座の問題解決には有効ですが、それだけでは人間関係や組織の成長が犠牲になる可能性があります。
長期的な視点で「効果性」を重視することで、より持続可能な成果が得られます。
例えば、部下に仕事を任せる際、すぐに指示や修正を加えるのではなく、あえて「待つ」ことで彼らが自ら考え行動する力を育むことができます。
このプロセスは部下の成長を促し、組織全体の力を高めます。
「待つ」ことの本質
「待つ」とは単なる忍耐ではなく、将来への投資です。
ビジネスや人生において価値ある成果は時間をかけて育まれるものです。
僕の好きな言葉に「短期的に達成できるものに価値などない」という言葉があります。
全てが全て当てはまるとは思っていませんが、考え方の軸として、自分自身の頭に置いています。
例えば、農業における種まきと収穫の関係のように、「待つ」ことで得られる豊かさは瞬間的な利益とは異なる質のものです。
特に投資やキャリア形成では、「待つ」姿勢が成功の鍵となります。
大きな夢や成果には時間が必要であり、その間に辛抱強く努力し続けることが求められます。
複数の挑戦で「待てる力」を養う
「結果を待てる力」を発揮する上で、一つのことに全ての力を注ぎ込む姿勢にはリスクがあります。
そこでおすすめなのは、「複数のことに挑戦し、それぞれ異なるペースで結果を待つ」という
アプローチです。
このアプローチには以下のメリットがあります:
- 精神的負担の軽減
- 成長機会の最大化
- 柔軟性と適応力の向上
例えば、新しい趣味を始めながら仕事で新しいスキル習得にも挑戦し、さらに健康管理にも取り組むといった形です。
それぞれ結果が出るスピードは異なりますが、小さな成功体験を積み重ねることで「待てる力」が自然と身についていきます。
「待てる力」を鍛える方法
- 目標設定: 長期的な目標を明確にし、それに向かう過程を楽しむ姿勢を持ちましょう。
- 短期的タスクとの両立: 長期的成果を待つ間、短期的タスクで充実感を得ることでモチベーションを維持します。
- 複数分野への挑戦: 一つに絞り込まず複数分野で挑戦することで、「待てる力」を多方面から鍛えましょう。
- 信頼関係の構築: チーム内で「待つ」文化を育むことで、メンバー間の信頼と自主性が向上します。
結論
「結果を待てる力」は、短期的効率と長期的効果のバランスを取るために不可欠です。
この力は一つだけに集中するよりも、複数の挑戦によって養われやすくなります。
多様な分野で挑戦し、それぞれ異なるタイミングで成果が現れる経験を積むことで、自分自身への信頼感も高まり、より柔軟で持続可能な成長へとつながります。
焦らず、多方面から未来への投資を続けていきましょう!

ちょっと早すぎるけど桜の写真。