12月7日(土曜日)
こんにちは!
先日、久しぶりに部屋の大掃除をしました。
意外と不要な物が多かったです(笑)
一切、地面に物を置かないだけで、かなりお部屋が広く見えるようになりました
やはり物を減らすことは大切ですね!
スッキリとした空間で気持ちも新たに、今日はこんなテーマについて書いてみます!
それじゃ!本題に行くぞ!!
期待値の心理とは?
営業において「期待値」を適切にコントロールすることは、顧客満足度の向上や信頼関係の構築において非常に有効です。
本記事では、期待値の心理を活用した具体的な営業手法を解説します。
1. 提案時の期待値調整
状況: クライアントが新しい設備導入を検討しているが、効果に不安を感じている場合。
活用方法:
- 控えめな期待値を設定する
初めから過度に期待を煽るのではなく、現実的な目標を示します。
例:
「導入後すぐに〇%程度の効率改善が見込めます。ただ、運用を続ける中でさらに効果が拡大することが期待できます。」
このように控えめに伝えることで、成果が期待を上回った際、クライアントは「期待以上」と感じ、満足度が高まります。
2. 選択肢を提示して期待を誘導する
状況: クライアントに複数プランを提案する際。
活用方法:
- 中間の選択肢に期待感を集中
中間プラン(標準モデル)に対して、「コストと性能のバランスが最も良い」という説明を加えます。また、高価なオプションもさりげなく比較に加えることで、中間プランを魅力的に見せる効果があります。 - 心理学的効果を活用
「銀メダルと銅メダル」の心理を応用し、選択肢ごとの満足度を明確化します。「標準モデルはコストパフォーマンスが良い」と強調すると、クライアントは安心して選択できます
簡単に「銅メダル・金メダル」心理について説明します
銀メダルと銅メダルの心理
- 銀メダリストは「金メダルとの差」を意識し、「もう少しで1位だった」という悔しさを感じやすい。
- 銅メダリストは「4位との差」を意識し、「メダルを取れてよかった」と満足感を感じやすい。
この心理的な違いは、比較基準と期待値が影響しています。銀メダリストは1位との差を悔い、銅メダリストは4位との差に安堵し、ポジティブな感情を抱くことが多いです。
ビジネスへの応用
- 商品提案
高価な商品(「銀メダル」)を基準に提示し、標準商品を「コスパが良い」と伝えることで、標準商品の魅力を引き出すことができます。 - 結果の伝え方
「トップ20に入った」と伝えると、ポジティブに受け取られやすくなります
つまり、この商品は自社でトップ17に入りましたと言うより、トップ20に入りました!と説明する方 がより、良い印象を与えることができるのです。
これ面白いですよね!
ほんと不思議。(笑)
期待値を意識したコミュニケーションで、相手の心理をうまくコントロールできます!
3. 不安を軽減するアプローチ
状況: 初めて取引するクライアントが導入効果に懐疑的な場合。
活用方法:
- ハードルを下げる
「導入後すぐに劇的な改善を求めるのではなく、まずは小さな成功を目指しましょう。」と伝え、クライアントの心理的な負担を軽減します。 - 次の提案に繋げる
初期の成果に満足してもらった後で、メンテナンス契約や追加商品を提案することで、「期待以上」の結果を感じてもらいやすくなります。
4. 実績や事例を使った説得
状況: クライアントが具体的なメリットを想像しにくい場合。
活用方法:
- 控えめな事例紹介
他社の実績を示す際、過度に期待を煽らないよう注意します。
例:
「当社の平均的な導入効果は〇%程度ですが、実際にはクライアント様の運用次第でさらに改善の可能性があります。」
控えめな期待値設定が、実際の成果がそれを上回った場合に満足度を高めます。
5. アフターケアで信頼構築
状況: 商品導入後のフォローアップが必要な場合。
活用方法:
- 誠実な姿勢をアピール
「何かトラブルが発生した場合は、迅速に対応します」と事前に伝えることで、安心感を提供します。実際にトラブルが起きなければ「思った以上にスムーズ」とポジティブな印象を与えられます。
期待値コントロールの応用:社内コミュニケーション
期待値調整の技術は、チーム内のモチベーション向上にも応用可能です。
例:
「12位だった」とストレートに伝えるのではなく、
「トップ20に入った」と表現することで、成果をポジティブに伝えられます。
効果:
- チームは「次回はさらに上を目指そう」と前向きな意欲を持てるようになります。
- 小さな成功や進歩を強調することで、建設的な姿勢を維持させます。
まとめ
期待値をうまくコントロールすることは、営業活動における成功の鍵です。
過剰な期待を煽らず、控えめな目標を設定することで、クライアントやチームに「期待以上」の満足感を提供できます。
ぜひ、日々の営業活動や社内コミュニケーションで活用してみてください!
本日は以上となります。
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以上!
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